So-net無料ブログ作成
*Copyright* Copyright of all images belong to YOSHIKAWA Halco. No part of this blog may be reproduced, without the prior written permission of the copyright owner.

アケビ:花 [▲樹木]

_DSC5069-88.jpg

_DSC5062-88.jpg

_DSC5068-88.jpg
【撮影:2018年4月8日】
April 8, 2018
Akebia quinata
Flowers
Fig. 1 : catkin (spica)
Fig. 2 : male flower
Fig. 3 : female flower

☆アケビの花です。
画像1枚目:花穂(全体像)
画像2枚目:雄花(花穂の部分拡大)
画像3枚目:雌花(花穂の部分拡大)

☆普段歩き回っている地域ではアケビが少なく,ミツバアケビがほとんどです。小さな谷津田はあるものの,乾燥気味で,雑木林が多い地域です。
しかし,ほんの少し離れている,起伏に富んだ,少し大きめの谷津田がある地域に行くとアケビが多く,ミツバアケビは少なくなります。
アケビとミツバアケビに住み(棲み)分けがあるのか,どうかは,わかりません。

〈了〉

シナノキ:花 [▲樹木]

*千葉県内にシナノキの自生はありません。本記事の個体は植栽されたシナノキです。

_DSC9324-88.jpg
▲萼片(半透明,薄緑色で厚め,大きめ)
#sepal

_DSC9328-88.jpg
▲萼片の内側にある花びら(白く,細長い)
#petal

_DSC9291-89.jpg
▲仮雄しべ(花びらの内側にくっつくようにある。見えにくい。)
#staminodium

_DSC9341-88.jpg
▲雄しべ(黄色い葯をつけている)
#stamen
▲雌しべ(花の中心から突き出ている)
#pistil

【2018年5月28日】
28 May, 2018
Tilia japonica
Flowers (and buds)

☆シナノキの花と,つぼみです。

☆日本にあるシナノキ科(植栽含む)の同定には,葉裏の毛の有無,花の構造などが必要だとされています。
シナノキとされる条件は:
1. 葉裏には脈状や脈腋意外には毛がない。
2. 花には5本の仮雄しべがある。
3. 葉裏の脈状は無毛。苞には長さ1cmほどの柄がある。

☆2018年は春の進行が早めでした。シナノキの開花も早めでした(2018年5月23日開花)。
千葉県の定点観測個体では例年6月初旬に開花しています。

〈了〉

共通テーマ:趣味・カルチャー

スダジイ:雄花(つぼみ) [▲樹木]

DSCN1316-88.jpg

DSCN1319-88.jpg
【撮影:2018年4月15日】
15 April 2018

Castanopsis sieboldii
Castanopsis cuspidata -->synonym

Flowers, male, buds.

スダジイの雄花のつぼみです。
【注意】2018年は春の進み方が早く,本来はもっと遅く開花します。

☆雌花の花序は,まだ出ていませんでした。
画像2枚目の右下に,黒っぽい雌花序が見えますが,これは昨年開花して今年結実するものです。
スダジイは翌年結果の樹木です。


★本ブログにあるスダジイの関連記事★
スダジイ:花(全体像)
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-05-23

スダジイ:果実
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30

スダジイ:果実(未熟)前年開花果実
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2016-07-11

スダジイ:果実(未熟)-02本年開花果実
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2016-07-11-1

ツブラジイ:果実 ←スダジイとの比較記事
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-01-31

アカガシ:花(全体像) ←スダジイと開花が同時期で似ている花
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-05-25

〈了〉

ムクロジ:果実(遠景) [▲樹木]

_DSC4547-88.jpg

_DSC4548-88.jpg
【2017年12月24日】
24 Dec. 2017
Sapindus mukorossi
Fruits

☆ムクロジの果実です。
ひとつの果実は,直径が20-30mm程度です。

☆私が歩き回る,千葉県中央部台地周辺にはムクロジの個体数が多くありません。この個体も,ムクロジがよく生えている地域にあるものの,数えるほどしかありません。生えている環境から,かなり昔に植えられたものかもしれません。
千葉県の南部・房総半島の海寄りの山には,自生と思われるムクロジがポツポツとあります。

〈了〉

カラタチバナ:果実-02 [▲樹木]

DSCN2321-88.jpg

DSCN2316-88.jpg
【2017年12月9日】
9 Dec. 2017
Ardisia crispa
Fruits

☆常緑の小低木。
本ブログの別記事も参照してください。

カラタチバナ:果実と種子
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2014-11-20

☆今回観察した個体は,植物の保護活動がなされている雑木林の林床にあったものです。
数年前,この雑木林でカラタチバナを数個体発見し,雑木林を管理している保護活動団体に連絡をしたところ,その後刈り取らないように保護してくださったようです。
個体数がかなり増えており,そのうえ,実付きがかなりよい状態になっていました。

地道に活動されているかたがたの努力に,感謝するばかりです。


☆本ブログ中の関連記事:カラタチバナ:花+つぼみ
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2014-06-26

〈了〉

共通テーマ:趣味・カルチャー

アカガシ:果実 [▲樹木]

DSCN1864-88.jpg

_DSC2311-88.jpg
【2017年11月3日】
3 Nov. 2017
Quercus acuta
Cyclobalanopsis acuta --> synonym
Glans

アカガシの果実です。

☆この果実は,前年の春に咲いた花が成熟した果実です。
このように,開花の翌年に結実することを「翌年結果(よくねんけっか)」というそうです。
アカガシは,翌年結果の樹木です。

※2枚目の画像は,枝が下向きに垂れている状態です。画像下方が枝先になります。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
DSCN1871-88.jpg
【2017年11月3日】
3 Nov. 2017
Quercus acuta
Cyclobalanopsis acuta --> synonym
Glans (unripe glans)

☆本年の春に咲いた花の若い果実です。ひとつの果実の大きさは3mm程度です。
成熟するのは翌年の秋です(←翌年結果)。


☆千葉県中央部の台地で見られるアカガシは,植栽やその逸出個体が多いようです。
千葉県でのアカガシの自生地は,南部の照葉樹林内がほとんどです。


★本ブログにある関連記事★
アカガシ:花(全体像)
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-05-25

〈了〉

ニガキ:果実(虫害) [▲樹木]

_DSC5242-88.jpg

_DSC5243-88.jpg

_DSC5244-88.jpg
【撮影:2017年8月19日】
19 Aug. 2017
Picrasma quassioides

fruits (damaged by insect?)

☆虫害にあっていると思われる,ニガキの果実です。
未熟な果実に小さな穴が開けられており,穴の周囲が黒くなっています。
虫害にあった果実は茶色くしなびてきて(画像3枚目),果枝ごと落ちてしまうようです。

☆定点観察しているニガキ(雌株)数個体を同じ時期に見てきましたところ,どれも同じ状態でした。
100種子中,95種子は虫害により種子に穴が開いていました。
産卵されただけなのか,すでに幼虫が出ていった後なのか,不明ですが,採取した種子から何も出てこないようなので,幼虫はすでにいなくなっているのでしょう。

ニガキを食草とする昆虫を調べたところ,エゾナガヒメカミキリが該当しました。しかし,エゾナガヒメカミキリは若い果実に産卵しないようで,別の昆虫だと思われますが,わかりませんでした。

☆千葉県中央部台地では,普通に黒熟しているニガキの果実がなっている個体に出会えていません。


★本ブログ中にあるニガキに関する記事★
☆ニガキ:種子-02
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2015-10-16-1

☆ニガキ:花〔雌花〕
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2015-05-09

☆ニガキ:葉&未熟果実&頂芽-02
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2012-06-26

☆ニガキ:花〔雄花〕
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2013-05-02

☆ニガキ:樹皮
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2013-08-27
〈了〉

共通テーマ:趣味・カルチャー

タブノキ:種子(&果実) [▲樹木]

※千葉県内では,南部の房総半島にタブノキが多く自生しています。

_DSC5093-88.jpg

_DSC5094-88.jpg
【撮影:2017年8月8日】
8 Aug. 2017

Machilus thunbergii
Persea thunbergii-->synonym
Seeds (semina)

タブノキの種子。
☆1枚目の画像
左側:白地に焦げ茶色のウズラ模様になっている種子は果実から取り出して乾燥した状態。
右側:全体が黒っぽい種子は果実から取り出した直後の状態。

☆2枚目の画像
左側の2つ:乾燥した種子(画像1枚目と同じ)。
右側の2つ:種子の外皮を取り去った状態(濃いベージュ色)。
種子の外皮は2重になっているようです。
下半分に黒っぽい外皮が残っているものが,一番外側の外皮を取り去った状態。
しかし,2枚いっしょにとれることがほとんどで,本当に2重の外皮かどうかは不明。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
_DSC5178-88.jpg

_DSC5184-88.jpg
【撮影:2017年7月22日】
22 July 2017

Machilus thunbergii
Persea thunbergii-->synonym
Fruits

(暗い場所での撮影でブレていて,よい画像ではありませんが,来シーズンに際撮影するまでのつなぎとしてアップしておきます。)

☆タブノキの果実は真夏になる前に熟しています。
果実1つに種子が1つ入っていました。
この個体は緑地帯に植栽されたものです。

〈了〉


共通テーマ:趣味・カルチャー

アカメガシワ:雌花 [▲樹木]

_DSC4130-88.jpg

_DSC4139-88.jpg
【2017年6月20日】
20 June 2017
Mallotus japonicus

Flowers (female)

☆アカメガシワの雌花(めばな)です。
アカメガシワは雌雄異株(しゆういしゅ)で,この個体は雌株(めかぶ)です。

☆黄色で,ふわふわしているような感じ(乳頭状突起が多数あるため)で,4裂している部分は,花柱です。黄色になっているこの状態は,受粉可能な成熟した状態なのだそうです。
成熟前は,黄色ではなく紅色なのだそうです。
※花柱が紅色状態の花は,この時見つかりませんでした。

画像では,花柱の「外側」が紅色になっています。
これが図鑑に記載の「成熟前は花柱が紅色」のことなのか,調査中。
※花柱は3裂のこともあるそうです。この個体は4裂した花柱が多く見られました。

☆子房の外面は紅色で,星状毛となっています。
子房には,トゲ状の突起があるそうですが,この個体の現状では突起は確認できませんでした。もう少し経過すると確認できるのだと思います。
別記事[アカメガシワ:果実(未熟)]で同じ個体の昨年の状態が確認できます。突起が見られます。

☆高さが5mほどの成木で,ここ数年の観察では,順調に開花,結実をしています。


★本ブログにあるアカメガシワの関連記事★
アカメガシワ:雄花
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2017-06-18

アカメガシワ:果実
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2016-09-23

アカメガシワ:果実(未熟)
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2016-07-13

〈了〉

共通テーマ:趣味・カルチャー

モミジイチゴ:果実+葉(青森県) [▲樹木]

※本記事内のモミジイチゴは青森県で撮影しました。モミジイチゴは千葉県内でも普通種です。

_DSC3473-88.jpg

_DSC3471-88.jpg
【撮影:2016年6月24日】
24 June 2016
Rubus palmatus var. coptophyllus
Fruites, leaves

モミジイチゴの果実と葉です。

☆撮影場所は青森県の太平洋岸の森の中です。
最初見たときは,ふだん千葉で見慣れているモミジイチゴとは別のものかと思いました。
果実の基部に,しべの名残がたくさんあることが,別種と見間違えた理由のようです。
青森県での観察例はこの場所だけだったので,青森県のモミジイチゴのすべてがこのような姿とは言えません。
また,千葉県内でも,このようにしべが残りがちな個体があるかもしれません。
この個体も,この後しべはすべて脱落するのかもしれません。


★モミジイチゴに関する本ブログ内の記事★
モミジイチゴ:果実
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2013-05-30

〈了〉

共通テーマ:趣味・カルチャー