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デンジソウ:胞子嚢果 [△シダ]

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【撮影:2017年8月06日】
6 Aug. 2017
Marsilea quadrifolia
sporocarp

☆水田などの湿地に生えるシダです。
胞子嚢果(ほうしのうか)の外見だけ撮影しました。
(胞子嚢果は,1枚目の画像の下部,デンジソウの株元に付いています。)

※胞子嚢果の中のようすは,以下のサイトを参考にしました。
西宮の湿生・水生植物
デンジソウ
http://plants.minibird.jp/hydrophytes/plants/shissei/ta_gyou/denjisou/denjisou.html

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【撮影:2017年8月06日】
6 Aug. 2017
Marsilea quadrifolia

☆胞子嚢果が出ている部分です。
デンジソウの小葉の葉柄基部の少し上から出ています。
根茎から直接出ていないようです。

☆デンジソウは「千葉県レッドデータブック-植物・菌類編(2009年改訂版)」で「重要保護:絶滅危惧II類(VU)」に分類されています。
この個体は,自生している水田の地主さんの了解を得て,数株を採取したものです。
自宅で3年ほど育てて,初めて胞子嚢果を確認しました。

☆自生地のデンジソウは,根茎を長く伸ばして増えるため,胞子嚢果ができていなくてもある程度繁茂はしていました。稲刈り後の水田一面がデンジソウの葉で埋め尽くされているようすは壮観でした。

☆デンジソウの胞子嚢果は夏から秋に見られるようですが,自生地の水田では観察できていませんでした。
農作業の邪魔になる,といった理由もあり,水田には毎年秋の稲刈り後に観察に行っていました。
自生地では,数年前から春に除草剤を散布するようになったために激減しました。秋の稲刈り後に,なんとか生き残ったデンジソウの葉が散見される程度です。
農家の担い手不足のため,除草剤を使わずに手作業で除草する手間をかけることが難しくなっているそうです(地主さんの談話)。

★本ブログにある関連記事
デンジソウ:葉
http://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2010-10-22

〈了〉